歯髄炎の診断方法

皆さん、こんにちは


今回は、歯髄炎の診断方法について、説明いたします


歯髄炎は以下の場合に起こる:


齲蝕が象牙質内に深く進行している場合


歯牙に複数回の侵襲的処置が必要である場合


外傷により,歯髄へのリンパおよび血液供給が阻害されている場合


歯髄炎は以下に分類される:


可逆性:限局された炎症として始まる歯髄炎で,単純修復で歯牙保存が可能なもの。


不可逆性:象牙質という硬い閉鎖空間内の腫脹により循環が損なわれ,歯髄が壊死し,感染が起こりやすくなった状態。


症状についての問診や、視診はもちろん、冷たい物、熱い物の刺激による痛みチェック(温度診)、歯を叩いたときの痛みチェック(打診)、触診、歯の揺れ具合のチェック(動揺度検査)、レントゲン撮影などの一般的な検査に加えて、温度診(冷たい物や熱いものを歯にあてる)、歯科 電気歯髄診断器という機器を使って電気診(微量の電流を歯にあてて反応をみる)などを行い、歯髄がまだ生きているのか?すでに壊死しているのか?を調べ、どのような治療を行うかを決めています。


ちなみに知覚過敏の場合、歯を叩いたときの痛みチェック(打診)では痛みはないことが多く、歯を叩いて痛みがある場合は歯髄炎の可能性が高くなります。



歯髄炎の治療 

歯髄炎と診断された場合、比較的症状が軽い段階であれば治療の結果、完治する事も多少は期待できますが、症状が進行している場合は残念ながら「抜髄によって歯髄を抜き取る」しか方法がない場合が多いのが現実です。適切な治療方法については、診断によって異なりますので、詳しくは担当の歯科医師とご相談ください。




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